上記図は実際の空燃比のグラフをイラスト化したものになります。
赤い線が13:1の基準線で当店ではここに来るようにセッティングを行います。
ちなみにこのグラフの場合「開け始めがとても濃くその後急激に薄くなり
いったん13:1に近づくものの最後のアクセル全開以降は薄い」と言う事がわかります。
我々はこのグラフを解析し開け始めに燃料を入らないように調整したり
後半の薄いポイントにもっと燃料を入れたりして全てのエンジン回転数で
13:1付近に近づけると言う事をJET類を何度も変更したりして調整します。
車両とマフラーの相性にもよりますがセッティングが完了しますとこれくらいになります。
キャブレター車の場合はここまでうまく行く事は稀ですがインジェクション車の場合は調整できる
アクセル開度と回転数をほぼ全てこの様な空燃比にする事が可能です。
これによりどの回転数でもどのアクセル開度でも13:1になる事から、走行していても
とてもスムーズでなめらかな乗り味を体感する事が可能となります。そうすると
マックスパワーも必然的にアップして馬力アップ&トルクアップにつながります。